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セキスイハイム中四国 メールマガジン カイテキ!せいかつ百家
暮らしと住まいの情報満載! 2019.2月号 VOL.192
「身の丈に添った暮らし」とは経済面だけではありません。実際の身体サイズ(ヒューマンスケール)に合った生活スタイルでも同じことが言えるのかもしれません。
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今週のコラム・・・ヒューマンスケールで暮らす
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身度尺(しんどじゃく)からヒューマンスケールに
「身度尺」という言葉があります。これは、人間のからだを基準に定められた物差しのこと。日本の器や道具が日本人にとって、とても使い勝手がいいのは、人間のからだを基準にした「身度尺」によってサイズが定められているからなのです。
例えば4寸の椀の口径について見てみましょう。両手の指で輪をつくると、その径はほぼ4寸になります。だから、手に持った時にしっくりくるのです。
使いやすい箸の長さは「一咫半(ひとあたはん)」と言われます。それ以上長すぎても短すぎても、箸使いは不自由になります。「咫(あた)」には諸説がありますが、通説では、手を開いたときの中指の先から親指の先までの長さのことを表すそうです。身長の約10分の1にあたります。だから「一咫半」は身長の15%。160cmの人であれば、最適な箸の長さは24cm程度になります。箸を選ぶ時のために覚えておいてはいかがでしょう。
このように身度尺をベースに暮らしの文化が作り出した寸・尺・丈といったスケールはとても優れた物差しなのですが、問題がないわけではありません。 現在の日本人は急速に体型が変わってきているので、昔ながらの身度尺を基準にした大きさや高さ、広さでは、不都合が生じてきている部分もあるのです。
そこでヒューマンスケールという考え方が注目されます。

物理的にも生活スタイルでも「身の丈に添った暮らし」を
ヒューマンスケールを辞書で調べて見ます。

物の持ちやすさ、道具の使いやすさ、住宅の住みやすさなど、その物自体の大きさや人と空間との関係を、人間の身体や体の一部分の大きさを尺度にして考えること。人間の感覚や動きに適合した、適切な空間の規模や物の大きさのこと。身体尺度。(大辞泉)

「なんだ、身度尺と変わらないじゃない」と思われるかもしれません。でもヒューマンスケールは寸・尺・丈と固定化された物差しではありません。「人間の感覚や動きに適合した、適切な空間の規模や物の大きさ」がポイントです。 例えば、場面や用途、使用する人の体型に応じて、しっくりくるカウンターの高さ、座面高、収納の高さなどは変わってきます。それがヒューマンスケール。デスクの高さ一つをとって見ても、読み書きが中心になるものと、PC作業を主にするものでは、ぴったりくるデスクトップ高は変わってきます。
家を建てるときにデザイナーと相談して、ご家族のヒューマンスケールを意識した設えにこだわれば、生活の快適度は大きく高まるに違いありません。
さらに、ヒューマンスケールは物理的な大きさや高さだけを示すものではありません。私たちの生活時間や空間の配置にも対応する尺度なのではないでしょうか。例えば、家族一人一人が各々の時間を過ごす場所と、家族が団らんの時を楽しむ空間が、バランスよく配置された住まいは、良好なヒューマンスケールを備えていると言えそうですね。

ご家族にとって最適なヒューマンスケールを、ちょっぴり意識してみませんか。
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