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セキスイハイム中四国 メールマガジン 2013.7月25日号 Vol.58
カイテキ!せいかつ百家
毎日暑いですね!
でも太陽光発電が活躍するシーズンでもあります。
太陽光って「再生可能エネルギー」の代表格ですが、ちなみに「再生可能エネルギー」の本当の意味は分かりますか?
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今週のコラム・・・再生可能エネルギーって何?
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再生可能エネルギーって何?
「再生可能エネルギー」という言葉をよく耳にします。私たち自身もけっこう口にします。しかし、改めて考えてみると「再生可能エネルギー」ってどういうものなのだろうと、首をひねりたくなりませんか。
太陽光や風力で作られる電力が「再生可能エネルギー」だという認識はあります。なんとなく「再生可能エネルギー」=「自然エネルギー」といった捉えかたをしている人も多いでしょう。じゃあ、大昔に太陽エネルギーで育った生命が、地中に長く長く眠っていたものを採掘利用した「化石燃料」も「自然エネルギー」ではないか。長いスパンで考えれば「再生可能」ではないかと言われると、フムと腕を組んでしまいます。いったい「再生可能エネルギー」って何なんでしょう?!
利用する以上の速度で自然によって補充されるエネルギー
ちょっと固い解答は次のようなもの。
再生可能エネルギーとは、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)によると、太陽・地球物理学的・生物学的な源に由来し、自然界によって利用する以上の速度で補充されるエネルギー全般を指す。国際再生可能エネルギー機関によると太陽光、風力、波力・潮力、流水・潮汐、地熱、バイオマス等、自然の力で定常的(もしくは反復的)に補充されるエネルギー資源より導かれ、発電、給湯、冷暖房、輸送、燃料等、エネルギー需要形態全般にわたって用いられるもの。・・・・・
つまり、利用する以上のスピードで、自然の力によって確実に生み出され続けるエネルギーということなんですね。
注目される再生可能な分散電源
再生可能エネルギーによる発電装置には、メガソーラーやメガ風力発電所など大規模なものも多くありますが、最近特に注目されているのが分散電源システムです。分散電源とは、比較的小規模な発電装置を需要者の近くに分散配置して、電力の供給を行なう機械そのものや、その方式のことを意味します。ビルや住宅に取り付けられる太陽光発電は最もポピュラーな分散電源。同じくビルの屋上や公園、都市内港湾地域などに設けられる風力発電の他、小水力発電(中小河川、用水路など、様々な水流を利用して発電を行う)やバイオマス発電(有機性廃棄物や植物などの生物体を燃料として電気を作りだす)など、分散電源には多種多様なものがあります。
再生可能な分散電源の最大の長所は、需要地に近いために送電ロスが少なく、送電設備を縮減できることがあげられます。火力発電や原子力発電に比べて、まだまだ発電量の少ない再生可能エネルギーの場合、需要地の近くで発電することは大きなメリットです。エネルギー源は基本的に無尽蔵。また、災害時などにおいて電力ネットワークが停止した時にも、ある程度の電力供給が期待できます。