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家の空間を間仕切ることのメリット・デメリット。みんなとつながりたいときも、一人になりたいときも、、。 |
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● | 今週のコラム・・・間仕切りの「いる?」「いらない?」 |
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間仕切りのメリットとデメリット |
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できるだけ空間を間仕切らないというスタイルが住まいのトレンドになっています。昔の日本の住いは、例えば応接間、茶の間、台所といったふうに用途別に空間を区分けて、部屋数を増やす間取りが主流でした。それに対して、一体化したLDKを核とした現在の住空間は、間仕切りを少なくして、のびやかな開放感をもたらすスタイルがベースになっているのです。
では、間仕切りには意味がないのか? そんなことはありません。間仕切ることにも多くのメリットがあります。なによりも家族一人ひとりのプライバシーを確保するためには、空間の仕切りは不可欠です。プライバシーとまではいかなくても、少し一人で閉じこもりたいという時間は誰にもあるはずです。
それから、視線や音、臭いなどを遮るうえでも間仕切りは有効になります。現在の住いで主流となるオープンキッチンの魅力は、裏を返すとこうした問題をはらむことにもなるのです。また、あたりまえのことですが、収納物を隠すためにはなんらかの方法で仕切ることは、絶対に必要です。
一方、間仕切ることのデメリットも数多くあります。なによりも、空間が閉鎖されて開放感を保てないという問題があります。今の生活環境では、極端な広所恐怖症でもないかぎり、オープンな生活スタイルが暮らし心地を良くしてくれることは、基調としてみんなが認めるところです。
また、仕切りが多くなると、家の中での家事や移動の動線がスムーズではなくなる可能性があります。子どもが家の中をイキイキと走りまわれるような回遊性も確保できません。さらに、時には一人で閉じこもりたいという欲求とは裏腹ですが、空間を閉じると家族の間のコミュニケーションが途切れるという恐れもあります。 |
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空間を柔らかく間仕切る |
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それでは、仕切ることのメリットを損なうことなく、デメリットを解消するにはどうすればいいのでしょう。それは「柔らかく間仕切る」という発想です。
例えば、空間の機能を部屋で区分けるのではなく、コーナーを活用するといった方法があります。子どもが勉強するスペースを閉じられた部屋にするのではなく、リビングの一画や階段の踊り場に配置するのは、多く見られるスタイルです。部屋のすみっこなら閉じ込められることなく、程よい孤立感を感じることができます。
もう一歩進めれば、観葉植物や収納家具などを活用する、ゆるい仕切りかたもあります。空間全体ではつながりながら、目の止まりどころを適度にはさめば、局所局所の独立性や落ち着きは、驚くほど居心地のよいものになるでしょう。
本格的に間仕切る場合でも、障子や半透明の引き戸を扉にしたり、素通しの格子を壁に用いるなど、柔らかに空間を区分けて、間仕切りのメリットとデメリットを調和させることは、十分に可能なのです。 |
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