セキスイハイム中四国 メールマガジン カイテキ!せいかつ百家
暮らしと住まいの情報満載! 2015.11月号 Vol.113
住まいと同じで本物の家具は一生ものどころか何代にも受け継ぐことが出来て、結局はエコノミーで愛着もヒトシオ!!
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今週のコラム・・・ウォルナットの一生ものの家具を基点に
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ウォルナットの一生ものの家具を基点に
ジョージ・ナカシマの美しいウォルナット家具から
ジョージ・ナカシマをご存知でしょうか。
ジョージ・カツトシ・ナカシマ (George Katsutoshi Nakashima/日本名:中島 勝寿/1905年 - 1990年)は、アメリカの家具デザイナーで建築家。
日本人ジャーナリスト中島勝治の長男としてワシントン州スポケーンに生まれ、長じては建築家としてフランク・ロイド・ライトとともに仕事をするなどの活動を経て、家具デザイナーになりました。
その代表作にラウンジアームチェアがあります。自らをウッドワーカー(木匠)と称したジョージ・ナカシマが、自然界で長い年月を経て育まれたウォルナットという樹木の美しい木目と色彩を、類まれな建築学的デザイン力で組み上げた逸品。「一生ものの家具」という呼びかたにふさわしいチェアです。
「一生もの」の暮らしを追い求める
大量消費の時代には耳にすることの少なかった「一生もの」という言葉ですが、量よりも質が見直される生活感覚へのシフトとともに、その価値が再評価されています。本当に好きなものを大切にしながら長く一緒に暮らしたい。「いいもの」を長く使って受け継いでいく。それは、ジョージ・ナカシマのラウンジアームのような家具だけに限られたことではありません。住宅について考えてみましょう。
日本は世界でもトップクラスの長寿国ですが、これまで、住宅は欧米諸国に比べると非常に短命でした。イギリスの77年、アメリカの55年に対して、日本の建て替え時における平均築年数はおおよそ30年とされてきたのです。ジョージ・ナカシマのラウンジアームチェア・オリジナルが発表されたのは1962年だと言われます。半世紀以上を経て古さを全く感じさせないこの家具と比べてみても、これまでの住宅の平均寿命の短さは異様だと言わざるを得ません。
そして今、サスティナブルな社会や環境、暮らしが希求される時代とりました。これまでの30年サイクルで住宅を建て替えるという「もったいない」消費スタイルへの反省から、住環境のロングライフが指向され、長期優良住宅が「あたりまえ」になりつつあります。
日々の時間や場面を丁寧に慈しみながら、長い年月に渡る生活スタイルを貴重なものとして引き継いでいく。そんな「一生もの」の暮らしを大切に追い求める上で、例えば、ジョージ・ナカシマのラウンジアームのように、一生涯でも色褪せることのない家具を1点、シンボリックなアイテムとして身近に置くことができれば、それはとても素敵なことだと思うのです。