セキスイハイム中四国 メールマガジン カイテキ!せいかつ百家
暮らしと住まいの情報満載! 2016.8月号 Vol.132
入浴には「温熱」・「水圧」・「浮力」の作用が働いて、心身ともに健康に!
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今週のコラム・・・入浴の健康学
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入浴の健康学
毎日、何気なく入っているお風呂。いくら「日本人はお風呂好き」とは言え、飽きずに入り続けられるのは、単に身体をキレイにしたいだけではなく、その心地よさにもあるのではないでしょうか?
実は、その心地よさには、医学的な根拠があるのです。その効果をちょっと意識すれば、ますますバスタイムが充実するかもしれませんね。さあ、ご一緒に入浴の健康作用を学んでみましょう!
入浴には3つの基本作用が
まずは「温熱作用」。入浴して身体があたたまると、血流が良くなります。その血流が体中の老廃物や疲労物質を運び去り、コリがほぐれ疲労が解消されるのです。また、内臓の働きも高まり、自律神経も整います。特に腎臓の働きが良くなると利尿作用が働き、体内の老廃物が外に排出されるので、デトックス効果も高まります。
2つ目は「水圧作用」。入浴で体にかかる水圧は、何とウエストが3〜6cmも細くなるほど!その圧力が、足にたまった血液を心臓へと押し戻し、血液の循環を良くします。更に、腹部にかかる水圧が横隔膜を押し上げることで、呼吸の回数が自然と増えて、心肺機能もアップします。
3つ目は「浮力作用」。 浮力によって体重の負担は約1/9程度になり、普段体を支えて頑張っている筋肉や関節がゆったりと緩みます。それによって脳への刺激も減少し、精神的な緊張もほぐれてゆきます。
入浴は健康の名サポーター!
では、入浴は具体的にどんなかたちで、私たちの生活をサポートしてくれるのでしょう。
まずは、睡眠。入浴の後には、眠りのスイッチが入る気がしますよね?人は、体温がガクンと下がるときに眠りに入りやすいと言われています。その体温の差を簡単に作りだすのが入浴です。ぬるめのお湯(39〜40℃)に15分ほど入ると、入浴後の体温の落差が大きく出ることが証明されています。逆に、シャキッとしたい時は、熱め(41℃〜)のお湯にサッと入るのがおススメです。朝に熱めのお湯に浸かれば、爽快な1日を始めることができます。
スポーツ疲労のリカバリーにも入浴は最適です。運動の後、シャワーだけで済ます人も多いようですが、入浴ならば素早い回復を促し、ひいては、スポーツの身体への効果を高めることにもなるそうです。
更に、病を予防する効果も期待できます。人は体温が1度上がると5倍も免疫力がアップします。また、インフルエンザや冬のウイルスは湿度に弱いため、浴室の湿気を肺に送り込むことで気管の繊毛活動が活発になり、細菌やウイルスが排出されやすくなります。ハッカ飴をなめながらお風呂に入ると、風邪の予防にもなるそうですよ。

このように健康をサポートしてくれる入浴ですが、体が無防備な状態になるため注意も必要です。冬場、家の中の急激な温度差で起こるヒートショック対策は十分に。また、飲酒後の入浴はアルコールの分解を妨げる上に、心臓にも負担をかけてしまうので、避けましょう。

<参考資料>
*資料参照 : バスクリン https://www.bathclin.co.jp/happybath/nyuyoku/
*資料参照 : 横山内科 http://www.yokoyama-naika.jp/newspaper/2010-01/