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セキスイハイム中四国 メールマガジン カイテキ!せいかつ百家
暮らしと住まいの情報満載! 2017.8月号 Vol.155
「茶の間」も死語になりつつありますが、その心は大事にしたいですね!
家族コミュニケーションを育む、そんなダイニングスタイルを紹介します。
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今週のコラム・・・ダイニングという名の「茶の間」
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ダイニングという名の「茶の間」
茶の間でちゃぶ台を囲んで家族団らん
アンケート調査(2008年)によると「どこで家族団らんの場を過ごすか?」という質問への回答の1位は53.4%でダイニング。2位は41.3%でリビングのソファという結果が出ています。(資料参照出典:「無印良品とみんなで考える住まいのかたち」エクスナレッジ刊)
昔なら「茶の間」と呼ばれた空間が、やはり一家団らんには最適のスペースのようです。

以前の日本人にはとても親しまれた「茶の間」や「ちゃぶ台」。しかしその歴史はあまり古くはありません。その登場は「茶の間」も「ちゃぶ台」も明治の末期だそうです。
それまでは、江戸時代の家父長制度が引き継がれていました。食事の時間は一家の長を一番奥に、座敷に整然と座って、家族それぞれの「箱膳」と呼ばれる専用のお盆に載せられたものを、全員黙りこくって食べていたそうです。食事中に話しをするのは行儀が悪いことだとされていたからです。こうした風習は、地方では戦後にまで残っていたところもあります。もっとも、食事中の会話はタブーではなくなっていたようですが。
明治の末期になると、雑誌や教科書に「団らん」という言葉が見かけられるようになりました。もっとも、この「団らん」は家族の団結によって国力を高めようという、国策によるスローガンだったという説もあります。それでも、徐々に「家族一人一人が自由な生活を」という考えかたを意識する時代になって、楽しいはずの食事の時間に「会話は禁止」が変だと思うほうが自然になりました。
それ以来、家族そろって和気あいあいと、茶の間でちゃぶ台を囲んで食事をする「サザエさん一家スタイル」が定着してきたのです。
新しいスタイルの茶の間で牛になる?
現在は「茶の間」も「ちゃぶ台」もほぼ死語になりつつあります。1970年代後半から1980年代にかけて、住まいの洋風化の波に乗って、茶の間はダイニングスペースへ、ちゃぶ台はダイニングテーブルへと様変わりしました。
それでも、上にあげた調査で、現在も家族団らんの場は「床座」や「こたつ」とする人も、決して少なくはないのです。畳などの床に腰をおろすという「くつろぎ」スタイルは、いまだに日本人の心の中に根付いているのかも知れませんね。

実際に、例えば居酒屋などの小上がりの座敷では、老いも若きも畳の上に車座になって、楽しげに「飲み食い」をしている光景をよく見かけます。人数が増えれば、テーブル席やカウンターよりも、座敷の方に人気が集中するそうです。
やっぱり茶の間スタイルへの好みは、若い人の間でも廃れてはいないのですね。日本人の「団らん」には椅子座よりも畳座のほうが、しっくりくるのかも。
「でもね、畳って、寝転がったり、足を投げ出したりしているにはいいけど、ちゃんと座るのは、ちょっと苦痛だわ。」そうおっしゃる方は多いと思います。そんな苦痛を解消して、なおかつ茶の間の団らんを楽しむ方法として、最近、ちらほら見かけるようになったのが「掘りごたつ」スタイル。少し背の低いダイニングテーブルを、奥行きがたったぷりある畳座のベンチが取り囲んでいる、と言えば納得いただけるでしょう。満腹になったらすぐゴロッと横にもなれる。
「食事の後にすぐに寝転がったら牛になるよ!」と言われたことはありませんか。これは行儀の悪さを戒める言葉で、実は、それだけ心地よすぎるということなのだそうですよ。
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