2019.6月号 VOL.199 住まいの中に当座使いのフレキシブルに使える部屋や空間があれば重宝します。急な来客時に雑多なものを隠したり、来客の寝室にしたり、簡単に言えばフレキシブルスペースです。 ● 今週のコラム・・・当座使いのテンプフォルダ空間 ● 分譲地などの詳しい情報は下部のバナーからご確認ください。 エリア別イベント情報 セミナーや抽選会、飲食コーナーなど様々なイベントをご用意しております！ 予約制となっているものもございますので、お気軽にお問い合わせ下さい☆ テンプフォルダという発想を生活に取り込む PCを使っていると、ファイルを保管・管理するハードディスクなどにテンプフォルダという領域を設定することがよくあります。 テンプフォルダとはファイルの仮置場、一時置場を意味します。文書内に使う画像ファイルや、念のために制作プロセスの内容を留めておける便利な場所です。あくまでテンポラリー（一時の、臨時の、当座の）のフォルダーですから、その中のファイルは必要がなくなれば「ゴミ箱」を経由して消去されることが多くなります。このテンプフォルダという考えかたを、日常の生活空間に応用することができるのではないでしょうか。 テンプフォルダ空間で生活にゆとりを 日々の暮らしを送る住まいに、テンプフォルダのような空間があると、とても便利だとは思いませんか。つまり、一時しのぎの空間、臨時の空間、当座の空間です。 急な来客時に、一時しのぎで雑多なものを隠す空間。時期を見てまとめて廃棄するものの、当座の仮置き場にする空間。ちょっと疲れた時に、臨時にひっそり休憩したり、横になれる空間。家族以外の人がいる時に、赤ちゃんのオムツ替えをしたり、おっぱいを与えたりする空間。お客様のおもてなしを準備する空間。 テンプフォルダのような空間があれば、何かの時にも慌てることなく、生活にゆとりが生まれそうですね。 それではテンプフォルダ空間をどこに設定すればいいのでしょうか。昔の日本家屋なら「次の間」といった控えの空間が組み込まれた住まいもありましたが、今の日常生活では、このような普段は使わない予備空間を常設することは難しいのが現状ではないでしょうか。 テンプフォルダ空間を作り出す仕掛けを考えてみましょう。 例えば、リビングルームに隣接した畳敷きのスペースを、開閉がとても楽なスライディングドア（敷居やレールでパネルを移動させる引き戸）で仕切る仕組みはどうでしょう。普段はドアを開け放して開放的な空間の広がりを保ちつつ、いざという時はスライディングドアを閉じて、畳敷きのスペースをテンプフォルダ空間にするというものです。とても合理的な仕組みですね。 また、可動パーティションがあれば、リビングやダイニングの一画に即座にテンプフォルダ空間を作ることもできます。 造り付けの空間なら例えばロフト。昔ながらの押し入れや納戸も、テンプフォルダ空間として使えそうです。 テンプフォルダ空間を効率的な控えのスペースとして、暮らしにゆとりを作り出しましょう。 セキスイハイム中四国株式会社 （本社）〒700-0907 岡山市北区下石井2-2-5　ニッセイ岡山スクエアビル7Ｆ http://www.816c.jp/ COPYRIGHT 2018 SEKISUIHEIM CHUSHIKOKU CO,LTD All Rights Reserved.