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料率改定のポイント
お住まいの建物や家財にかける火災保険にセットする事ができる地震保険。この地震保険の保険料率が来月(平成26年7月)から改訂になります。
今回の改定のポイントは、大きく3つあります。
①料率の引き上げ・引き下げ。
②等地区分を4区分から3区分に集約。
③耐震等級、および免震建築物割引率の拡大。
になります。
メディアでは、全国平均で15.5%の引き上げられる点が大きく報道されていますが、地域や建物の性能など、個別に見ると保険料が下がるケースもあります。 |
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耐震性に優れた建物は、更に割引!
地震保険の等地区分(②)、つまり、お住まいの地域(都道府県別)で料率が設定されていますが、この区分が現行の4つから3つに集約されることになります。
中国地方でみると、現行2⇒1になる広島県、岡山県は値下げ、現行1⇒1になる山口県、島根県、鳥取県は若干値上げ、となります。
さらに、建物の性能によって割引率(③)が拡大されるものがあります。耐震性に優れた建物に適応になる耐震等級。この等級による割引率が、2級(長期優良住宅含む)20⇒30%、3級(耐震等級3)30⇒50%、とそれぞれ割引率が上がります。
毎年かける地震保険も建物の性能により、保険料に差が出ることになります。住宅購入の際には、購入後にかかるお金もイメージして選ぶことも大切ですね! |
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