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フードコーディネーター 髙木由佳の「二十四節気 旬の美味しいレシピ」

vol.20  筍のグラタン

15/04/22 up

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タンパク質と相性の良い筍。
ホワイトソースにもよく合います。
隠し味に白味噌を使うと、コクも出て和風味のグラタンに。
あらかじめ、コンソメスープなどで筍に下味を付けておくのが、美味しくできるコツです。

材料 (4人分)

  • たけのこ…150g(コンソメで下ゆでしたもの)
  • 新玉ねぎ…約100g
  • 鶏肉…1枚(約300g)(もも肉)
  • 山菜(コシアブラ) こごみ等…お好みで
  • 酒…大さじ1
  • 塩…小さじ1/4
  • コショウ…少々(0.1g)
  • オリーブオイル …大さじ1
  • 溶けるチーズ…50g
  • パン粉…大さじ2
  • A ホワイトソース
  • バター…30g
  • 小麦粉…40g
  • 牛乳…350cc
  • 白味噌…大さじ2
  • 塩…適量
  • コショウ…適量

作り方

1 たけのこは一口大に、あらかじめコンソメで下茹でしておく。玉ねぎは5ミリのスライスに。山菜は熱湯でサッとゆでてから冷水に取り、水気を搾って4㎝長さに切る。
2 鶏肉は一口大にカットして酒をふり、塩、コショウする。熱したフライパンにオリーブオイルを敷き、鶏肉を両面焼いて取り出す。
3 2のフライパンで玉ねぎを炒めてしんなりしたら、たけのこを加えて炒め軽く塩・コショウをする。
<Aのホワイトソースを作る>

鍋にバターを入れ弱火にかけ、溶けたら小麦粉を加えて木ベラで鍋底を混ぜながら弱火のまま焦げないように炒める。牛乳を2~3回に分けて加え、滑らかになるようにその都度しっかり混ぜながら火を入れる。表面がフツフツとしてきたら、白味噌を加えて塩・コショウで味を調える。

★牛乳は常温または少し温めたものをはじめは少量づつ加えていき、その都度しっかり混ぜ合わせると上手につくれる。

耐熱皿に2と3を盛り、ホワイトソースをかけ、上に山菜を乗せ溶けるチーズを散らし、パン粉もふりかける。
220℃のオーブンで10分程、こんがりと焦げ目がつくまで焼く。

●「穀雨」(こくう) 四月二十日~五月四日

地上の穀物に実りをもたらす雨が降り注ぐ、という意味。
しっとりとした春の雨がやや長引けば、菜種梅雨とよばれることもあります。

●旬の野菜「筍」

皮の部分がしっとりしていて、切り口が白く瑞々しいものが良い。
長細いものより、短くずんぐりしたものが美味しいです。
繊維質が多く、カリウムが豊富なので、高血圧に効果があります。

●レシピ提供

髙木 由佳

髙木 由佳 (たかき ゆか) フードビジネスコーディネーター

食品メーカーの食品開発プロデュースや、レストランなどのメニュー開発、オリジナルブランドのオーガニック商品企画開発、販売を行う。
過去、広島ホームテレビ「E-living」 「スタイリッシュに食生活」の料理コーナーにも出演。

「二十四節気とは・・」

日本には美しい四季があります。
古の人々は、季節感を上手に暮らしの中に取り入れてきました。
その節目となる日が、昼と夜の長さが同じになる、春分と秋分。
そして、昼が最も長い夏至と、夜が最も長くなる冬至です。
この四日を太陽の位置から割り出すことにより、一年を二十四の節気に分けました。
ほぼ十五日ごとに廻る、季節の移り変わり「二十四節気」を追いながら、旬の食材の情報や簡単美味しいレシピをご紹介して参ります。

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