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#002
#001
目覚めの香りで、
今日がちょっと好きになる。
平日の朝。出勤前の慌ただしい時間の中でも、ふと漂うコーヒーの香りが心をほぐしてくれる。
#002
「今日もがんばろうね」そんな何気ない一言を交わすのも、この家に越してから、少し増えた気がする。
タイルデッキに差し込む朝の光。カップを片手に、まだ眠たそうな顔で笑うパートナー。遠出なんてしなくても、"いい一日がはじまる予感"がここにはある。 -
#003
#002
どこにも行かない休日が、
いちばん贅沢。
以前の休日は、せっかく休みが合っても「どこ行く?」で悩んでばかり。外出すれば混んでるし、結局疲れて終わる。でも、今は違う。
#003
お庭に置いたチェアに腰掛けて、風の音や鳥の声を聞きながら、本を開く。ブルーベリーの木を眺めて、「そろそろ実がなりそうだね」なんて話してるだけで、自然と笑顔になれる。 "出かけない休日"が、いつの間にか、いちばんの贅沢になっていた。 -
#004
#003
言葉がなくても、
伝わる時間。
夕暮れどき。少し冷たい風が吹いて、デッキのライトを灯す。一日の終わりに、ふたりでコーヒーをもう一杯。「今日、楽しかったね。」そんな一言が自然と出てくる。
#004
風の音、葉っぱの揺れる音、どこからか聞こえる鳥の声。何も話さなくても、お互いの"ほっとした顔"を見ているだけで、十分。
言葉がなくても通じる時間が、この家には流れている。 -
#001
#004
コーヒーの香りと、
優しい灯りの中で。
夜になったら、お庭のライトをほんのり灯して、手作りのスイーツと一緒にカフェタイム。お気に入りの音楽を流して、「またこうして過ごそうね」って笑い合う。
#001
倉敷市からもらった"結婚記念樹"を庭に植えてから、季節ごとに新しい芽が出るたび、ふたりの時間も少しずつ育っている気がする。
この家で過ごす時間が、"日常"を"特別"に変えていく。