vol.4 涼風おでん
14/08/12 up
暑い夏にはピッタリな冷たい煮物。かまぼこ、絹揚げ、夏野菜たっぷり、見た目も涼やかな一品です。
(2人分)
- とうもろこし…1/3本
- オクラ…1本
- みょうが…1本
- 枝豆…10個
- 大根…2㎝
- トマト…1/4
- かまぼこ…4㎝
- 絹揚げ…4㎝角
- ゼラチン…5g
- 出汁…1000ml
- (お好みの出汁 鰹やアゴ等)
1 | とうもろこしは予め茹でておき、粒を塊で削ぎ落とす。 |
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2 | オクラは軽く塩茹でし(沸騰した湯で20秒)、枝豆も塩茹、トマトは湯むきしておく。 |
3 | 出汁は500ml火にかけゼラチンを溶かし、冷蔵庫で冷やし固める。 |
4 | 残りの出汁で、大根、かまぼこ、絹揚げを煮て、冷まして冷蔵庫で冷やす。 |
5 | 冷やした4を器に盛り、おくら、みょうがは半分に切り、枝豆は鞘から外し、他の野菜も盛り付けゼリー状に固まった3をかける。 |
●「立秋」(りっしゅう) 八月七日~八月二十二日
まだまだ残暑は厳しいですが、暦の上ではもう秋の始まり。
お盆を迎えると、熱風の中にふと秋の気配を感じることもあります。
旬の夏野菜をふんだんに使い、夏バテ気味のカラダに滋養を供給しましょう。
●旬の野菜 「トウモロコシ」 「オクラ」 「みょうが」 「枝豆」
■ とうもろこしは、水から茹で沸騰して3分で火を止め、ザルに揚げあとは余熱で仕上げます。
■ オクラは、表面がうぶ毛でおおわれているものを、選びましょう。
■ みょうがは、ふっくらと丸みがあり、締まっているものを選びましょう。
■ 枝豆は枝から切り離すと、味が落ちるので、必ず枝つきのものを。多めの塩でこすり合わせうぶ毛を取りしばらく置いてから、茹でましょう。
●レシピ提供
髙木 由佳 (たかき ゆか) フードビジネスコーディネーター
食品メーカーの食品開発プロデュースや、レストランなどのメニュー開発、オリジナルブランドのオーガニック商品企画開発、販売を行う。
過去、広島ホームテレビ「E-living」 「スタイリッシュに食生活」の料理コーナーにも出演。
「二十四節気とは・・」
日本には美しい四季があります。
古の人々は、季節感を上手に暮らしの中に取り入れてきました。
その節目となる日が、昼と夜の長さが同じになる、春分と秋分。
そして、昼が最も長い夏至と、夜が最も長くなる冬至です。
この四日を太陽の位置から割り出すことにより、一年を二十四の節気に分けました。
ほぼ十五日ごとに廻る、季節の移り変わり「二十四節気」を追いながら、旬の食材の情報や簡単美味しいレシピをご紹介して参ります。