vol.14 かぶの蟹あんかけ
15/01/28 up
出汁で煮たかぶに、蟹の旨味たっぷりの熱々の餡を掛けた、寒い冬にぴったりの煮物です。
(2人分)
- かぶ(直径5~6cm)…2個
- 蟹缶…20g
- 出汁…200ml
- 水溶き片栗粉…大さじ1
1 | かぶの皮を剥き、半分に切る。 仕上げの彩り用の葉っぱを3cmの長さに切る。 |
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2 | お鍋にかぶを入れ、1度茹でこぼす。 葉っぱも軽く茹でておく。 |
3 | お湯を捨てたら、出汁を入れ、竹串がスっと通るまで煮る。 |
4 | かぶが柔らかくなったら、カニ缶を汁ごと入れる。 |
5 | 水溶き片栗粉で好みのとろみをつけたら出来上がり。葉を添えて盛りつける。 |
●「大寒」(だいかん) 一月二十一日~二月三日
一年で最も寒さの厳しい時期。
この時期にあえて武道や水泳などの稽古を行うことを寒稽古といいます。
●旬の野菜「かぶ」
かぶの実の部分は、水分ですが、ビタミンCやカリウムが多く、ジアスターゼが含まれるので、胃もたれに効果があります。
葉の部分もカロテン、ビタミン類カルシウムが豊富なので廃棄しないで実の部分と一緒に頂きましょう。
●レシピ提供
髙木 由佳 (たかき ゆか) フードビジネスコーディネーター
食品メーカーの食品開発プロデュースや、レストランなどのメニュー開発、オリジナルブランドのオーガニック商品企画開発、販売を行う。
過去、広島ホームテレビ「E-living」 「スタイリッシュに食生活」の料理コーナーにも出演。
「二十四節気とは・・」
日本には美しい四季があります。
古の人々は、季節感を上手に暮らしの中に取り入れてきました。
その節目となる日が、昼と夜の長さが同じになる、春分と秋分。
そして、昼が最も長い夏至と、夜が最も長くなる冬至です。
この四日を太陽の位置から割り出すことにより、一年を二十四の節気に分けました。
ほぼ十五日ごとに廻る、季節の移り変わり「二十四節気」を追いながら、旬の食材の情報や簡単美味しいレシピをご紹介して参ります。