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フードコーディネーター 髙木由佳の「二十四節気 旬の美味しいレシピ」

vol.18  飯蛸の煮付け

15/03/25 up

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今の時期、飯がぎっしり詰まった飯蛸は食べ応えもあり、春ならではの珍味。
煮付けて、一晩置いたくらいが味が染みて美味しいです!

材料 

  • イイダコ…中くらいを10ケ
  • 酒…120ml
  • 醤油…大さじ3
  • みりん…大さじ2
  • 砂糖…大さじ1

作り方

1 (下処理)
頭(胴体)から指を入れ、ひっくり返して墨袋を破らないように取り除きます。ひっくり返して元に戻す。
2 頭と目を切り落とし、くちばしを取り除きます。タコ足の先端を切り落とす。
3 (ヌメリとり)
ザルにイイダコを入れ、塩をふり手で揉み、ヌメリが出たら流水で洗い流す。
4 (下ゆで)
お湯を沸騰させイイダコを入れ、表面がに火が通ったらザルに上げる。
5 煮汁を作る。
イイダコを入れる前に味見をし調整してから沸騰させ、イイダコを入れ落し蓋をして煮ます。
6 イイダコが煮えたら、そのまま煮汁に浸し味をしみこませる。

●「春分」(しゅんぶん) 三月二十日~四月三日

秋分と同様に、昼と夜が同じ長さになり、本格的な春の到来です。
日増しに陽射しも強くなり、ちょうどこの時期に桜の開花を迎えます。

●旬の魚「飯蛸」

抱卵中のメスを茹でると卵が米粒のように見えることが名前の由来。
吸盤の大きさが揃っているものがよい。
高タンパク、低カロリーで、タウリンや亜鉛が豊富に含まれています。

●レシピ提供

髙木 由佳

髙木 由佳 (たかき ゆか) フードビジネスコーディネーター

食品メーカーの食品開発プロデュースや、レストランなどのメニュー開発、オリジナルブランドのオーガニック商品企画開発、販売を行う。
過去、広島ホームテレビ「E-living」 「スタイリッシュに食生活」の料理コーナーにも出演。

「二十四節気とは・・」

日本には美しい四季があります。
古の人々は、季節感を上手に暮らしの中に取り入れてきました。
その節目となる日が、昼と夜の長さが同じになる、春分と秋分。
そして、昼が最も長い夏至と、夜が最も長くなる冬至です。
この四日を太陽の位置から割り出すことにより、一年を二十四の節気に分けました。
ほぼ十五日ごとに廻る、季節の移り変わり「二十四節気」を追いながら、旬の食材の情報や簡単美味しいレシピをご紹介して参ります。

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